筆者が所属する千葉市建設コンサルタント協会は、昨年12月に設立10周年記念式典を実施しました。「千葉市と共に」をスローガンに地道な活動を続けてきました。今回3月11日に東北を中心に地震が発生し、それに合わせて大津波が襲い掛かり大きな被害と犠牲者が発生しました。その被害は関東に至るまでも大きな足跡を残しました。千葉市内も新港地区から幕張西地区に至るまで、液状化現象により地下から大量の液状化した砂が噴出し、道路・下水道にも大きな被害が発生し、市民生活にもおおきな影響を与えています。公表されている被害額は88億円とも言われています。協会は千葉市の依頼を受け、出来るだけ迅速なる災害復旧のためまずは被害調査から開始しました。また今回千葉市に対し災害・インフラ整備義援金を協会として、4月6日市長を訪問し寄付いたしました。
千葉市長を囲んで訪問した協会役員と共に。
後日業界紙の記事も掲載されました。
災害協定に基づき災害現場を調査する記事
この写真は比被害度の少ない内陸部の災害現場。3月22日~4月4日までに道路に関してはすべの現場の調査を終えました。現在写真整理・被害図面を纏めています。
この間雨には降られず順調に進みました。
全ての地区調査を協会内を8グループに分け調査実施しました一日70人近くが同時期に調査を実施しました。
今後道路に関しては調査状況のまとめ・更には詳細設計と下水道には関しては現在も調査中ですが、被害状況のまとめ・詳細設計と復旧の為の業務が継続します。出来るだけ早く市民のかたがたに不便な状況をさせないため、市職員と共に復旧作業に当たりたいと思っています。