ブルーベリー枝剪定勉強会参加

しばらく木更津の奥座敷外の話題を記載して来ましたが、今回はブルーベリーの地元の話題を記事にいたします。
1月25日木更津観光ブルーベリー園協議会主催の枝剪定勉強会が木更津市矢那地域にある「孫の手クラブブルーべりー園」にて行なわれました。孫の手クラブは約1300本の木が植わっています。指導は全国ブルーベリー協会副会長の江澤貞雄先生でした。(我が園の指導者・エザワブルーベリー園主)寒気が襲って雪がまだ残っている中で熱心に現場を見ながら実技指導を受けました。
孫の手クラブブルーベリー入り口
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勉強会には12・3人が参加し熱心に勉強しました。
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この時期1月末から2月にかけてブルーベリーの木に花芽が出てくる時期剪定を行ないます。なるべく多くの実を取る為に、無駄な枝をきり幹を太くする為に行ないます。
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カレンダーの裏の白い紙を利用して熱心に説明をしてくれました。
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この木は植樹して7・8年たつようです。我が家の木はまだ2年しか経過していないのでここまでは育っていません。
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枝が四方八方に向かって伸びています。まずは内側に向かって伸びている枝は花が咲き実がなっても来訪者が取りにくいため枝を落とします。
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枝の先端に向けて途中伸びてきている小さな枝は切り落とし先端の花芽に栄養が行くようにする。
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地面から新しい枝がドンドン出てくる場合は8から10本くらいにバランスを考えて元から切る。特に内向き伸びている木は切る。
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またカマキリの卵のついた木は残したほうが好い。葉を食べる虫が出た時に食べてくれるからだそうです。
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これはカマキリの卵ではなくいらがの卵、これは肌に触れるととても痛いそうです。これはつぶします。中に芋虫のような幼虫がいます。
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木の表皮がむけたり色の変わっている枝は、成長して脱皮している木でだそうです。私は枯れた木だと思いました。
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この園のブルーベリーの木はかなり育っている為に、全体の3分の1位は切り、すっきりしたほうが夏には好い大きな甘い実がなるのだそうです。
大きく分けてブルーベリーはハイブッシュ種とラビットアイ種があります。ハイブッシュ種は時期が早くどちらかというと比較的すっぱいそうです。また時期が早いので渡り鳥に狙われる為ネットをかける必要があります。私達観光摘みとり園は主にラビットアイ種が植えてあります。時期は7月中旬から9月上旬にかけて実が取れます。
これは実が大きく完熟して甘い種類です。
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各品種により味・大きさが異なりますしまた実の取れる時期も異なります。
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我が家にも10品種くらいが植えてあり徐々に実が取れる木が下に移動してゆくよう師匠から指導してもらいました。我が家のブルーベリーは今年は幹を育てる為、実は成らせないよう花芽は切ってしまうそうです。
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というわけで朝9時半~12時まであっという間に過ぎて勉強会は終わりました。それから急いで千葉の会社に向かいました。
来年を楽しみにしながら、残念ですが今年は我が家のブルーベリーの花芽は2月中には剪定をします。
皆さんもう1年お待ちください。

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