千葉市稲毛区 交通安全点検の仕事

以前から千葉市では各区内において、地元の住民や道路利用者の主体的参加のもとに、道路利用する上での日ごろの問題点や課題を現地で点検し、地域住民と相互理解を深めることにより、誰もが安心して利用できる道路環境作りに取り組んでいます。筆者の会社、建設コンサルタント業務の一環として本業務のお手伝いをしました。
今回は千葉市稲毛区役所地域振興課が担当で、区内轟町地区で1月28日に実施されました。参加者は地域住民代表者・視覚障害者・聴覚障害者・学生・警察・市役所職員と、私共建設コンサルタントのスタッフでした。当日は朝9時から千葉経済大学の食堂をお借りして、オリエンテーション後3班に分かれて、現地点検を行ないました。
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会場作り・準備をするスタッフ
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受付準備をするスタッフ
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当日の予定
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点検するコース(3班)
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開会にあたり主催として市代表者よりご挨拶。
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具体的作業内容を説明する区役所担当者
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そして班ごとに市役所職員の指導のもと、それぞれの立場・視点で道路の安全を点検しました。まずは公道にはみ出して駐車する車。歩道が狭い中でのこのような常時駐車は歩行者にとっては危険と判断。
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参加者が真剣に問題点を市職員とも話し合いながら、点検を進めてゆきます。
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この街路樹を植えているスペースは土の部分がへこんでいる為、視覚障害者にとっては危ない。
大人や健常者の目線だと見落としてしまう可能性もとの意見も出ました。
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道路の公道に鉄骨がはみ出していたり、石を置いておくのは歩行者にとって危険。
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公道にゴミ箱を置くのは通行の障害になるので危険との意見も出ました。
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道路幅が狭い為、その分歩道幅もかなり狭く危険なので段差をつけず、歩行者分離帯の石若しくはラインを引いたほうが有効に道路が使用できるのでは?との意見も。
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などなど多くの点が参加者から指摘を受けました。それぞれの視線で点検すると、普段気付かずに見過ごしている部分が見つかります。
点検を終えて主会場に戻り、点検結果をカードに記入し写真とともに地図に貼り付け、問題点を整理します。
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各班ごとにまとめをしてゆきます。
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それぞれの視線で点検した結果、様々な意見が出されました。
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予定時間をオーバーしながら纏めた結果、まとまった成果です。
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最後に参加者の代表者が自分達の班の結果を発表します。
各班の発表が終わり、千葉市としてできる事、出来ない事を整理して、3月末を目途に取りまとめる予定だそうです。今後も引き続き安心な街づくり取り組んでゆきますとのお話で、無事当日の予定は終了しまし。
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今後本日の結果を、成果品として3月末までには報告書としてまとめて行きます。是非良い成果品を作成し、千葉市政のために微力でもお役に立てればと考えています。
このようにして市内の住民と共に、千葉市は地域の安全な街づくりに取り組んでいます。私達建設コンサルタント業者もそのお手伝いをさせ頂きました。当社は昨年花見川区花園地区に続き2回目の仕事となりましたが、今後も引き続き市政の発展に貢献できれば幸いと考えています。

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