3月11日東日本大震災が発生し、その影響で千葉市内の幕張~千葉新港地域の埋め立て地帯が液状化現象により道路・下水道に大きな被害が出ています。千葉市より緊急災害復旧対策の依頼を受け、千葉市建設コンサルタント協会は短時間で被疑状況を調査し、5月末までには詳細設計まで行うという驚異的なスケジュールで協会員が一丸となって取り組んでいます。そんな中ではありますが、筆者が在職した某石油会社のクウェイト駐在・ロンドン駐在時代の仲間が、会社を辞めて22年もたちますが年に3・4回集まり飲み会をしています。昨年12月に今年の4月17日「竹の子堀り大会」をしようと決めており、夫人同伴で木更津の奥座敷にアクアラインを越えて集まりました。皆社内では偉くなってしまいましたが、昔の関係は崩れず素の顔でお付き合いしています。
というわけで、シテイボーイの方も含め田舎の自然を楽しんで頂きました.
春爛漫の奥座敷です。
自慢の枝垂桜。樹齢はかなり古いです。
にょっきり顔出す竹の子。今年は出るのが遅いのかそれとも1月に雨が少なかったのかこの時期あまり出ていません。昨年は取れすぎて困ったくらいでした。
山つつじは盛りを越えて、緑の葉が出てきました。
つつじの花が咲き始めました。
レンギョウも黄色く。
全員参加者がそろっていざ竹の子堀りに。ほとんど人は初めての経験です。
自称シテイボーイもはじめはポケットに手を突っ込んであまり掘る意欲を感じません。
中では一番若いIさんは長靴・軍手持参で張り切っています。Oさんはまだ様子眺めといったところ。
Mさん夫人は馬力十分。Mさん息切れ後私に任せなさいと力を込めて掘っています。
Oさんは落ちついて、漸く着手。
始めて掘った竹の子に感動。
ほらほら、やったね!!とTさんとIさんの笑顔。普段会社では見せない顔です。
本日の収穫です。皆さんお疲れ様でした。
竹の子堀を終えてから用意していた庭先の会場へ移動しました。
取立ての竹の子を茹で、刺身で食べました。米のとぎ汁を使わずそのまま茹でましたが、中々美味しい味でした。
これって大人の味ですねってT夫人の感想でした。
それから乾いたのどをビールで潤し、バーベキューで焼いた魚をつまみながらの談笑です。
また筆者の得意とするダッジオーブンで作った「焼き豚」に舌づつみを打ちました。
駐在時代は皆私の作った美味しいカレーライスを食べました、。でも後日談があって何回か食べると皆さん遠慮するようになりました?さて何故でしょう。??
それはね、味は上手いのですが筆者は後片付けが苦手で、台所に1週間分の汚れた食器があってそれを皆洗う仕事が待っているので、それを嫌がって、誘うと今日は「お腹が痛いので遠慮します」と断るのでした。で今日はカレーライスではなくトン汁を用意しました。
このIさんにはロンドン時代独身でしたから私の家族を含め時には私の変わりに娘学校の面接に行ってもらったり様々一番迷惑をかけた人です。今でも感謝しています。学生時代ギターをやっていて特にビートルズが得意ですとよく言っていてカラオケでは聞いたことがありましたが、今回持参したギターをスーッと持ち出し引語りでビートルズの曲を聴かせてくれました。長年付き合ってきましたが初めての光景です。
そして実は今回も仕事が待っていたのです。皿洗いではなくて地震で倒れた石灯籠を皆さんの力を借りて戻す仕事でした。とても一人では動かないのでこの日を待っていたのです。
5人で持てばそれでも重たいです。
皆さんお仕事した満足感が現れています。??・
でも何とか全部乗せてもとの灯篭になりました。
会場を後片付けを皆でした後、母屋に上がりお茶タイム。ここでも楽しい会話が弾みました。
用意していた地元産のイチゴがとても甘かったです。
皆さん一緒に楽しいひと時でしたか?
というわけで、竹の子堀のみに終わらず今回もお仕事つきの、木更津の奥座敷の自然の中で一日でした。
皆さんに親戚の人がワラビとセリの葉を届けていただきお土産つきで、何十年ぶり位で楽しいひと時でした。気をつけてお帰りください。お疲れ様でした。
月別: 2011年4月
スカウト活動で東日本大震災義援金募金
本格的に春が・・・。
3月11日に大地震が起きて1ヶ月がたちます。多くの犠牲者や、未だ行方不明の方がおおぜいいて心が痛みます。今日は午後からボーイスカウト千葉1団のスカウトと共に、東日本大地震被災者のための募金活動をJR蘇我駅で行いました。朝久しぶりに家の周りを歩いてみたら、いつの間にかすっかり春が来ていました。毎日災害以来災害復旧に千葉市と共に被害調査を集中していて周囲の自然の変化に気がつきませんでした。
すっかりブルーベリー畑にも桜が満開でした。
家の庭の桜
畑の桜
移植した桜の木にも桜が。
母屋の裏の山つつじも綺麗にショッキングピンクの花が満開
雪柳の隣にもピンクの花が。名前は知りません。
竹林の前に桃の花も綺麗に咲いています。
ろう梅もまだ咲いています。寿命が長いですね。
ボケの花も・・・。
水仙も元気に・・。
枝垂桜も咲き始めました。
良く見たら竹の子も芽を出していました。今年初めての竹の子です。
まだ小さいうわ根の竹の子です。今年は豊作か、不作なのかもう少し様子を見ないと分かりません。
いつの間にかすっかり春がいっぺんに来た感じです。
まだまだ千葉市の災害復旧の仕事が続きますが、明日からまた頑張ります。
千葉市に震災被害・インフラ整備義援金を寄付
筆者が所属する千葉市建設コンサルタント協会は、昨年12月に設立10周年記念式典を実施しました。「千葉市と共に」をスローガンに地道な活動を続けてきました。今回3月11日に東北を中心に地震が発生し、それに合わせて大津波が襲い掛かり大きな被害と犠牲者が発生しました。その被害は関東に至るまでも大きな足跡を残しました。千葉市内も新港地区から幕張西地区に至るまで、液状化現象により地下から大量の液状化した砂が噴出し、道路・下水道にも大きな被害が発生し、市民生活にもおおきな影響を与えています。公表されている被害額は88億円とも言われています。協会は千葉市の依頼を受け、出来るだけ迅速なる災害復旧のためまずは被害調査から開始しました。また今回千葉市に対し災害・インフラ整備義援金を協会として、4月6日市長を訪問し寄付いたしました。
千葉市長を囲んで訪問した協会役員と共に。
後日業界紙の記事も掲載されました。
災害協定に基づき災害現場を調査する記事
この写真は比被害度の少ない内陸部の災害現場。3月22日~4月4日までに道路に関してはすべの現場の調査を終えました。現在写真整理・被害図面を纏めています。
この間雨には降られず順調に進みました。
全ての地区調査を協会内を8グループに分け調査実施しました一日70人近くが同時期に調査を実施しました。
今後道路に関しては調査状況のまとめ・更には詳細設計と下水道には関しては現在も調査中ですが、被害状況のまとめ・詳細設計と復旧の為の業務が継続します。出来るだけ早く市民のかたがたに不便な状況をさせないため、市職員と共に復旧作業に当たりたいと思っています。