突然の訪問者(スリランカの夫妻)

11月27日朝、竹林の整備に出ようと作業服で玄関を出たところ、近所の国際交流に熱心な Mrs.K、高嶋さんに声をかけられ今日午後に千葉県在住のスリランカの人がが馬来田の公民館に来るので、英語を使うから顔を出してよ、スリランカ風のカレーや料理を作るのでと誘われました。お断りも出来ないので午後4時作業を切り上げ公民館に顔を出してみました。ちょうど調理室で一生懸命チキンカレーを作っておられました。
メルピンさん(男性)とサシワデイさん(女性)でご夫妻でした。この高嶋さんはお金のない外国人の勉強のための里親になっているのだそうです。
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サシワデイさんはスリランカ南部の出身の女性で、現在千葉大学で日本語学の博士課程を勉強中とのことでした。ご主人は現在は妻の勉学を支えるため、船橋でファストフード店のアルバイトをしているのだそうです。
チキンカレー・ポークカレー・ビーンズカレーにコロッケ、パパダン(せんべいのようなもの)、春巻き、混ぜご飯、などいろいろ料理をして頂きました。
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料理を並べて、ご夫妻を囲んで地元の馬来田の人たちとの食事会しました。彼らは、食事は皿にもった食料を手で混ぜて食べるのが普通だそうです。
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食後スリランカのお話を聞きました。スリランカ(元セイロン)はインドの南にある島で面積は北海道の四分の一
人口は約2000万人だそうです。つい何年か前まで、元から住むスリランカ人とイギリス統治時代に労働力としてインドから移住してきたパミール人との戦いがあり、漸く落ち着いてきたようです。教育問題では本当に勉強が出来ないと外国留学など出来ないそうですが、彼女は国内で非常に優秀な成績で日本への留学が認められたそうです。(結婚はスリランカ国内でしなければならず国内で結婚をして二人で来日されたとのことです。)
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今の日本の若者に対し将来の日本の明日を考えると不安がある、特に道徳的な問題が失われていると話していました。確かに、日本の戦後の教育問題はあると私自身も感じました。
帰りに、我が古民家を見たいというので、突然の訪問になりましたが、正に日本の伝統的な建築様式に感動をしていました。明るいうちにくれば好かったのですが、またお出でくださいと伝えました
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玄関をバックに記念撮影
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思いもかけずに、外国の文化に触れることが出来ました。というわけで全く英語は使う必要がありませんでした。是非ご夫婦力を合わせ目標を達成して母国に帰って、日本語と日本の文化を伝えて欲しいと思います。

突然の訪問者(スリランカの夫妻)」への3件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    ノムさん。ご無沙汰です。万来田での国際交流、なんとなくアンマッチな感じしますが、良い機会でしたね!ただ、得意の英語を使う場面が無く残念なことでした。
    それにしても色々なところで国際交流のチャンスがあるものですね。長い海外駐在の経験と持ち前の人懐っこさで大いに会話を盛り上げたことと推察します。
    ところで料理の味はどうでしたか?何も書かれていませんが?

  2. SECRET: 0
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    紅葉[絵文字:v-34]も終わり、いよいよ慌しい師走[絵文字:v-30]になりました。
    いつも忙しそうですが、色々楽しい[絵文字:v-266]こともたくさんありそうですね。
    人と人、人と国、国と国・・・のつながりが世界を結びつけていくのですね。絆って大切とまた学びました[絵文字:v-221]。

  3. SECRET: 0
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    ノムさん
    またまた国際的なブログですね。
    私もノムさんを見習って国際人にあるべく韓国語と英語の勉強をしたくなってきました。
                         ハマコバ

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