平成23年1月15日の朝日新聞千葉版に我が木更津の奥座敷・馬来田が紹介されていましいた。
気付かれた方もおられると思いますが・・・・。県外の方にも知っていただきたくて、ブログにてもご紹介させて頂きます。だんだん注目されるスポットになってきているかなと嬉しく思います。早く、古民家お休みどころが開園できるようと、力が入ります。今は毎週週末竹林に入り、チェーンソーと鋸で荒れた竹林を整備しています。
枯れて倒れた竹が幾重になっていて、本当に進捗率はよくありませんが、徐々に進んでいます。竹林散歩道は2割くらい開拓しました。健康には良いですね。1日作業すると10000歩は越えますし、終わると体中の筋肉を使うので痛くなります。ぜひお時間のある方はお手伝いに来てください。
続き
以上ですが読みづらいので、友人のアドバイスを得て原稿の内容が読めるようにしました。感謝!!
馬来田発 歌碑巡り楽しめる散策路
2011年01月15日
武田川の河辺に立つ万葉の歌碑。「馬来田の 嶺ろの笹葉の露霜の 濡れてわ来なば 汝は恋ふばそも」=木更津市真里
万葉集の中に、千葉が題材となっている歌がいくつかある。その1首。
「馬来田の 嶺ろに隠り居 かくだにも 国の遠かば 汝が目欲りせむ」
馬来田は、宇麻具多とも書かれる古代の地名で、現在の木更津、袖ケ浦にまたがる地域を指す。馬来田に愛する人を残し、遠く旅立つ。「あなたの目を見つめたい」と、別れの心情を吐露した歌と言われる。
この歌碑が、木更津市のJR久留里線馬来田駅前に立つ。万葉の歌碑は、山里を巡る片道約3キロの散策路に、さらに5基。すべて市民の寄付で建立された。県内の名だたる書家たちが心意気に感じ、石碑の文字を記した。
地元の人たちでつくる「万葉の歌碑を建立する会」が、1996年から建立を始めた。馬来田の名が残る地域。東京湾アクアラインの開通で、地域が変わろうとするなか、郷土の歴史を学び、街づくりの指針にしようと、取り組んできた。どんな歌を碑にしようか、歌にどんな思いが込められているのか。別につくった「万葉集を学ぶ会」で、学び、話し合う。
建立は1~4年おき。建立する会の役員の一人で、市議の三上和俊さん(59)は「万葉の心に浸りながら、焦らず、苦にならぬよう、取り組んでいます」と話す。
万葉の歌碑を巡る散策路は、途中、武田川の川べりを通る。ゆったりと流れる川の岸辺は、春は菜の花、秋はコスモスで彩られる。全長約500メートル。花をめで、歌碑を楽しむ人たちが、のんびりと散策を楽しむ。
この花は、地元の「武田川コスモスロードの会」が育ててきた。始まりは、歌碑建立より2年早い94年。武田川の川べりは当時、手をかける人も少なく、荒れていた。「花でも植えて、少しきれいにしてみようか」。草を刈り、コスモスの種をまいてみた。秋。自分たちでもびっくりするくらい、鮮やかな風景が出現した。
少し上流には、水が地中からボコボコわき出る、「いっせんぼく」と呼ばれる水源地があった。荒れていた道を整備し、途中の湿原に木道も置いた。遠くから訪れる人も増えてきた。
毎年10月にはコスモスフェスティバルが開かれる。歌碑の前には、短歌や俳句の投稿コーナーも。会の事務局を担当する宮沢茂松さん(63)は「花の種を植え、育ててくれた人たちが、フェスティバルを楽しみ、笑顔をみせてくれるのが一番うれしいね」。
万葉の石碑を巡る散策路を離れ、南の丘陵地へ向かうと、「宇麻具多の山の学校 ハイキングコース」がある。コースには、全長約&60メートルの前方後円墳をはじめとする、4~6世紀に造られた真里谷古墳群や、トウキョウホタテなどの貝の化石が露出している断層もある。約8キロの周遊路を歩けば、四季折々の自然だけでなく、太古からの歴史にも触れることができる。
コースは地元の人たちでつくる森林愛護クラブ「山の学校」が整備した。戦後まもないころまで、子供たちが山を越えて学校へ行き来する通学路だった。いつしか道は荒れ放題に。2002年、里山を守り育てようと、会が発足。下草を刈り、標識をつけ、ベンチも設置した。毎年5月には同会主催のハイキングも開催、多くの人に親しまれるコースになった。
万葉の石碑、コスモスロード、山の学校。馬来田地区で活動するグループは、メンバーが重なり合ったり、イベント時に連携をとったりしながら、地域の歴史、景観を生かしながら、訪れる人も自分たちも楽しもうと取り組んでいる。(本田大次郎)
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あわただしく過ごしていて新聞を見逃しました。
今日帰って読んでみます。
万葉の歌で伝える郷土・・・歴史の古さを感じます。
そういえば防人の悲しい歌も以前書いてありましたね。
歴史の重さを感じながら、心はのどかに馬来田の道を散策できたらいいな[絵文字:v-237]
その折には、ガイドをよろしく。
竹林の遊歩道、オープンカフェ、楽しみです。