馬来田の万葉碑の里・散策路

木更津の奥座敷と言われるわが町馬来田は歴史的には古くからあったようです。万葉集の中にもうまぐたとしてうたわれた短歌が残されています。地元の万葉の碑を建立する会・万葉集を学ぶ会が、6箇所にそれらの碑を作りました。今ではこの碑を巡る散策路があり、多くの人々が訪れ、田舎の田園風景の中自然と共に楽しんでいます。
筆者も11月5日(土)一人で歩いて見ました。周遊して5km約2時間程度でした。馬来田駅にはそのパンフレットがあります。
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JR馬来田駅の前にまず一つ目の碑があります。
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この歌の説明書きもあります。
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駅を出て久留里街道(旧)を横切り進みます。左手に公民館、さらに冨来田中学校、ゆるやかな坂を上がって馬来田小学校、孫の台農協倉庫、筆者の自宅を左手に見ながら、下り坂に小さなブルーベリー園(まだ2年目で開園できませんが)この地域のブルーベリー園の看板があります。(駅から約1km・15分)
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坂を下って、400m位行くと左側に妙泉寺入り口につきます。そこを左折し妙泉寺方向に入ります。
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この妙泉寺も古く、甲斐武田氏の一族がこの地を治める為に真里谷城を築きましたが、その武田一族の菩提寺であるようです。由来の書いた看板があります。
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小さな小川(武田川)を渡ると正面に妙泉寺の山門が見えてきます。
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山門の左側に二つ目の碑があります。
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この歌は地元の歌では無いようです。
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作者は山上億良と有ります。
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妙泉寺をお参りしました。(曹洞宗)お寺に「手のひら」寺便りがありました。その中になるほどなと思う言葉がありました。
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愚痴が増えると 友達が減ってくる  何となくうなずけてしまいませんか?
お寺でユーターンして小川の橋まで戻り、小川沿いに右折します。100mくらい行くと三つ目の碑が有りました。
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右手に有りました。
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どうもこの歌も山辺赤人とありますから地元の歌ではないようです。
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ココで一休みが出来ますね。
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さらにこれからは田んぼのあぜ道を「いっせんぼく」方面に歩きます。何となく「うさぎおいし かの山」なんて口ずさんでしまいました。
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400mくらい行くといっせんぼくの入り口のところに4っ目の碑が有りました。
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この歌も大伴家持とあります。
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万葉の歌ですね。
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ここからいっせんぼくへは700mくらいありますが、今回はパスします。ぜひこられる方にはお勧めします。
さて、武田川の小さな橋(まち原橋)をわたりさらに川沿いに歩きます。川もだんだん広くなり堰の手前に5つ目の碑があります。
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これは馬来田の事を詠んだ歌ですね。どうも平安時代よりまえに、この地から九州の防人として派遣された人が地元を想い詠んだ歌のようです。
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さらに下流に向かうと堰に出ます。川はココで二つに分かれます。IMGP2943.jpg
支流の駅方面に向かい橋を左に渡ると最後6つ目の碑が道路際にあります。ここは唯一ゆっくりとお茶が飲める「はんの木」という休憩所があります。コーヒー・ケーキで一休みする事をお勧めします。
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望陀郡と有りますが、昔この地域はそのように呼ばれていました、
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ここから駅までは5分と掛かりません。天気の好い日に一度歩いてみませんか?ありがとうございました。
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馬来田の万葉碑の里・散策路」への1件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    なんて趣のある散策路なんでしょう。[絵文字:v-363]
    万葉の碑を探しながら、自然を満喫できるなんて。
    地元でこんな素敵な散策路があるなんていいですね。
    でも一人で2時間歩くのは、ちょっと寂しくなかったですか? 
    今度、心をリフレッシュしたい時とかに是非歩いてみたいです![絵文字:v107][絵文字:v-106] 
    (そうそう、愚痴を言うのは、極力気をつけなくちゃ!笑)

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